あなたにとって仕事のモチベーションとは
自分にとって仕事のモチベーション、つまり動機付けは何か。若き日、就職活動に邁進した日々、一生懸命に頭をひねってエントリーシートに書き込んだ経験がある人も少なくないだろう。実際に希望の企業に就職できた人であっても、始まってみれば、きれいごとばかりでないということを知る機会となったかもしれない。仕事は生き甲斐だ、という人がいる。しかし、そういう人ばかりでもない。ただ生活のためだけにお金を稼ぐためだけに自分のできることをやる、というのも立派なモチベーションである。あるいは、目標貯金額を設定し、通帳のゼロが少しずつ増えていくのを眺めることがやりがいになっている人もいるだろう。あるいは、「結婚したら絶対すぐに辞める」と言って憚らない腰かけOLも珍しくないし、「一生やり続けられることを選びたい」という高い志を持つ人もいる。楽して稼ぎたいというのは、たいていの人の希望だろうが、実際にそんな人は社会のほんの一握りである、ということも多くの人が知っている。せっかく働くのであれば、楽しんだ人勝ちだという意見もある。確かに、同じ10時間働くのでも楽しく笑顔で働いた方が、苦虫を噛み潰したような顔をして過ごすよりも、なんだかずっと得をしているような気がするだろう。何か目標があったほうが仕事のモチベーションが上がるのは確かである。その理由に良いも悪いもなく、あくまで自分にとって意味をもつことが大切だと言えるだろう。